ご挨拶

美しい里山 ふくしま ~未来へつなぐ森林づくりを目指して~

 福島県森林土木建設業協会は、前身である福島県森林土木建設協議会が昭和62年に発足以来、森林土木事業に携わる建設業者により、森林土木事業の振興と技術向上、公共工事施工を通じ、県土の発展に大きな役割を果たしてまいりました。

 しかし、平成23年3月11日に発生した東日本大震災、さらに原発事故による放射能汚染により、本県は今までに経験したことのない被害に見舞われ、とりわけ海岸防災林は壊滅的な被害となり、また汚染により県内大部分の森林の利活用が制限されております。
森林の復興は、わが国にとって間違いなく戦後復興に次ぐ大きな課題であります。
我々、福島県内で森林土木事業に関わる建設業者が強固な団結力を結集し、県民の安全・安心はもとより、森林林業の再生を目指し、復興対策を全面的に支援すべく、より開かれた新たな団体を設立し、福島県森林土木建設業協会として、平成25年5月 県内168社の会員とともに、新たな歴史を刻み始めました。
 当協会は、全国森林土木建設業協会や福島県、関係機関・団体との連携・協調を図りながら、治山・林道・森林整備、木材産業の抱える課題解決に向けて、また森林・林業に対する県民の理解の促進、県産材の需要拡大、森林・林業に関する調査研究、森林整備等の林業予算の確保と施策の充実を目指し、会員の声を第一に活かし、目的の実現に努力してまいります。


 私どもは当協会に課せられた使命の重大さを一層認識し、役職員はじめ会員が一体となり、森林・林業、木材産業の活性化の一助となるべく業務の推進に全力を挙げて取り組んでいきます。


福島県森林土木建設業協会

会長 石川 俊幸